2019
2月20日
20
水曜日
朝、紅白2つの樽御輿が町を練り歩くところから安波祭は始まります。この御輿は神聖なものとされ、船乗り以外は触ることも許されないそうです。
一方、獅子舞や田植え踊りで賑わう苕野神社では、神事を終えた神社の神様が本御輿に乗り移り、先を行く樽御輿に加わります。二台の御輿は町を練り歩きながら、民家を一軒一軒回っていくのです。
正午過ぎ、御輿は浪江の浜へと到着。まずは赤い樽御輿が、その後を追って白い樽御輿が、それぞれなだれ込むように海中に突進し、潮水で御輿を清めます。一方の本御輿は、しめ縄が張られた浜の御小屋に安置されます。
そして最後に、神主が樽御輿の到着前に柄杓と手桶を使って汲んだ潮水を、砂で作った台形の穴の中へと注ぎ込み、泡の濁り具合を見て一年の吉凶を占って安波祭は締めくくられます。
古くから悪天候を理由に祭りを中止すれば災いが起きると言われてきたこの安波祭は、なんと300年もの間欠かさず決行されていました。
朝、紅白2つの樽御輿が町を練り歩くところから安波祭は始まります。この御輿は神聖なものとされ、船乗り以外は触ることも許されないそうです。
一方、獅子舞や田植え踊りで賑わう苕野神社では、神事を終えた神社の神様が本御輿に乗り移り、先を行く樽御輿に加わります。二台の御輿は町を練り歩きながら、民家を一軒一軒回っていくのです。
正午過ぎ、御輿は浪江の浜へと到着。まずは赤い樽御輿が、その後を追って白い樽御輿が、それぞれなだれ込むように海中に突進し、潮水で御輿を清めます。一方の本御輿は、しめ縄が張られた浜の御小屋に安置されます。
そして最後に、神主が樽御輿の到着前に柄杓と手桶を使って汲んだ潮水を、砂で作った台形の穴の中へと注ぎ込み、泡の濁り具合を見て一年の吉凶を占って安波祭は締めくくられます。
古くから悪天候を理由に祭りを中止すれば災いが起きると言われてきたこの安波祭は、なんと300年もの間欠かさず決行されていました。
水曜日